インプラント治療を行うには、その前に「骨再生」という処置をとらなくてはならないことがあります。
インプラント治療を行うには、アゴの骨がしっかりした厚みを持っていること、幅が十分であることが必要となります。
この条件を満たしていない場合、人工的な骨の再生を行って、インプラント治療を行うために必要な骨の幅&厚さを作ってあげる必要があります。
ここでは、そんな「インプラント治療に必要な骨再生」についてお話してみましょう。
まずは「ソケットリフト」という方法について。
この方法は、上のアゴが薄くてインプラント治療を行うことができない場合、十分な骨の厚みを作るために使用される方法です。
上顎洞と呼ばれるところのインプラント治療を行う場所に「骨の元になるもの」を埋め込み、シュナイダー膜を広げていきます。
粘膜と骨のものとになるものの量がその後骨となるという治療方法です。
時間を置いてその部分が骨になるのを待った上で、インプラントの治療が行われるということになります。
このソケットリフトは、骨が4ミリ以上の厚さがなければ行うことができない方法で、骨の厚さがそれに満たない場合は「サイナスリフト」という方法が用いられます。
サイナスリフトは上顎洞にあるシュナイダー膜と骨の間にある隙間に、骨の元となる物質を挿入して人工的に骨を作るという方法になります。
アゴの骨の状態によっては手術と同時に行うことができる方法ですが、それがない場合は物質が骨となるのを待って、アゴの厚みが十分あることが確認できてからインプラントの治療を施します。
この様な技術を用いることで、「インプラント治療は無理かもしれない」という人がインプラント治療を受けることができる様になるのです。
クリニックで「骨が薄いのでインプラントの治療は難しい」と言われた場合は、この様な治療の可能性を聞いてみるのも良いかもしれませんね。
骨再生をすることによってインプラント治療を行うことができる様になったことで、インプラント治療の可能性がより高まったと言えるのではないでしょうか。
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